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外壁塗装に必要な二階建ての足場費用はいくら?相場・内訳と安く抑えるポイント

外壁塗装や屋根のリフォームを検討する際、必ず必要になるのが足場の設置です。
工事の見積書を受け取ってみて「足場代ってこんなに大きいの?」と感じられることも多く、どうして工事全体の2割近い金額がかかるのか、その内訳や費用を決めているポイントを知りたい方も多いでしょう。
特に、戸建て住宅に多い二階建ての施工において足場の費用がどれくらいになるのかや、金額の目安を予め確認するための計算方法が気になる場合もあります。
そこでこの記事では、多くの現場を経験してきた「街の外壁塗装やさん」独自の費用相場に加え、二階建ての足場費用について内訳や金額を抑えるポイントを詳しくご紹介します。


二階建ての外壁塗装や屋根工事では高所での作業が必要となるため、安全と品質を守るための足場は必須です。
労働安全衛生法により、日本では2メートル以上の高所作業に足場の設置が義務付けられており、足場がなければ職人は不安定な状態で作業を行うことになります。
足場がないと施工精度の低下や落下事故の危険が高まってしまうのです。
また、足場に取り付けられる飛散防止用のメッシュシートは塗料やホコリが周囲に広がるのを防ぎ、近隣への迷惑やトラブルを防止する役割も担っています。
費用面でも、足場代は外壁塗装全体の約2割を占める重要な項目です。
だからこそ、費用の相場や内訳を理解しておくことは安心して依頼できる業者を見極めるポイントになるのです。

足場費用の基本は「面積 × 単価」
足場工事に関する料金は、基本的に足場の面積(㎡)に単価を掛けた金額で算出されます。
単価には組立・解体費用、資材のリース料、運搬費、人件費などが含まれるのが一般的です。
逆に、日数が足場の費用計算に用いられることは基本的にありません。
仮に天候などによって工期が延びてしまったとしても、足場代が増加日数分に連動して高くなることはありませんのでご安心ください。

最新の相場と規則改正の影響について
現在の足場単価は1㎡あたり700円~800円前後が一般的とされます。
飛散防止のメッシュシートを設置する場合は、1㎡あたり150円程度の追加費用が必要です。
法改正による足場代への影響は?
2024年4月に労働安全衛生規則が改正されました。
この改正によって従来までの一側足場が制限され、より安全な「本足場(二側足場)」の使用が義務化されました。
これにより一側足場を相場として用いていた業者の足場費用は、以前より高くなる傾向にあります。
例えば、改正前は30坪の二階建て住宅で15万円~25万円程度が目安でしたが、改正後は20万円~30万円前後が新しい相場となっています。

坪数ごとの足場費用目安
以下は、坪数ごとの足場費用の相場をまとめたものです。
坪数 | 足場面積 (㎡) |
改定前費用 (700円~800円/㎡) |
改定後費用 (900~1,000円/㎡) |
---|---|---|---|
20坪 | 約245㎡ | 171,500円~196,000円 | 220,500円~245,000円 |
30坪 | 約275㎡ | 192,500円~220,000円 | 247,500円~275,000円 |
40坪 | 約290㎡ | 203,000円~232,000円 | 261,000円~290,000円 |
50坪 | 約310㎡ | 217,000円~248,000円 | 279,000円~310,000円 |
60坪 | 約400㎡ | 280,000円~320,000円 | 360,000円~400,000円 |
補足になりますが、法改正による「本足場を使用しなければならない場所」の条件は案外厳しいものとなっております。
そのため、戸建て住宅の塗装の場合には壁から1m以上のスペースが確保できなかったり、エアコンの室外機があるといった条件に引っかかることで、本足場ではなく一側足場を用いるケースが多いのです。
私たち街の外壁塗装やさんでは、戸建て住宅で本足場を使用する割合は少ない印象です。
自分で概算するための計算方法
足場費用は、建物の外周と高さからおおよその金額を算出できます。
代表的な計算式は
です。
二階建ての軒高は6m~6.3m程度が一般的です。
外壁から少し離して足場を設置するため、外周に4~8mを加算する点がポイントです。

例えば、外周20m・高さ6mの家で単価1,000円の場合、
(20m+8m) × 6m × 1,000円 = 168,000円 となります。
また、外周30m・高さ6.3mの二階建てなら、(30m+8m)×6.3m=239.4㎡、単価800円で計算すると 191,520円 です。
屋根工事を同時に行う場合は高さを8m~10m程度まで加算して算出します。
さらに屋根の勾配が急な場合は、屋根面積1㎡あたり900円~1,100円で専用の屋根足場が必要になることもあります。
各種項目 | 1㎡あたりの足場単価相場 |
---|---|
屋根専用足場 | 900円~1,100/㎡ |
足場費用の内訳を知っておきましょう!
「何に費用がかかっているのか」という足場代の内訳を理解しておくと、見積もり金額の妥当性を判断しやすくなります。
主な内訳は以下の通りです。

足場の資材費
足場材そのものに掛かる費用です。
組立、解体に必要となる人件費
足場費用の中でも大きな割合を占めるのが、組立や解体作業を行うための人件費です。
建物の規模が大きいほど組立と解体に必要な作業量も増えますので、足場代の金額も上がりやすくなります。
運搬費
資材を現場まで運ぶ費用です。
現場近くに運搬用のトラックが停められなかったりすると、遠くから資材を運んでいかなければならなくなりますので、別途費用が加算されることもあります。
保険・安全管理費
労災などに備えるための費用です。
その他諸経費
道路使用許可の申請が必要な場合、申請費は約2,500円程度かかります。
それに加え、申請のための書類作成や管轄の警察署まで提出しにいくといった相応の手間がかかるため、最終的には代行作業を加味した金額が諸経費に含まれる可能性があります。


外壁や屋根の工事を行う際、足場の設置には少なからず費用がかかります。
これは安全で高品質な工事を行うために欠かせないものであり、二階建て住宅を例にしても、足場の設置は安全対策・施工品質と作業効率の確保・近隣への配慮という3つの面で大きな役割を果たしているのです。
作業員の安全確保のため
労働安全衛生法で義務付けられた高所作業の安全対策

足場の最も大きな目的は、高所で作業する職人の安全を守ることです。
日本の労働安全衛生法では、2メートルを超える高所での作業に足場を設けることが義務付けられています。
足場が無い状態では、職人は不安定な場所での作業を余儀なくされてしまい、転落の危険が非常に高くなります。
実際、建設業における労災のうち、令和5年の墜落・転落による事故は死傷者数135,371人の内、最多の約40%(36,058人)を占めていました。
ただ、後ほどご紹介する足場の安全基準についての法改正による影響からか、令和6年の統計では死傷者数自体は135,718人と増加しているものの、件数では「転倒」が最も多く、「墜落・転落」については20,699人と大幅な減少が見られています。
▼労働災害における墜落・転落の件数比較
このように、しっかりとした足場を設置することで、職人が安定した場所で作業できるようになり、事故のリスクを大幅に減らせます。
さらに工具や塗料の落下による被害を軽減する効果もあり、現場周辺の安全確保にもつながります。
二階建てはもちろん、平屋でも高さ2メートル以上の建物は多く、安全のために足場設置が不可欠です。
施工品質と作業効率の確保
丁寧で美しい仕上がりのために

足場があるかどうかは、仕上がりの品質にも大きな差を生みます。
安定しない環境では職人が丁寧な作業を行うことが難しく、塗料のムラや不均一な仕上がりにつながってしまうためです。
特に断熱塗料や遮熱塗料などの高性能塗料は、均一に塗布することで初めて本来の効果を発揮します。
足場をしっかり設置すれば、職人は安定した作業床の上で細部まで集中して施工でき、長持ちする美しい外観を実現できます。
これは見た目の美しさだけでなく、お住まいを長期的に維持するためのメンテナンスとしても大きな意味があります。
近隣への配慮
飛散防止用メッシュシートで安心感を得られます!

足場には、工事中に発生する汚れや塗料が周囲へ飛び散るのを防ぐ役割もあります。
通常、足場には飛散防止用のメッシュシートが取り付けられ、外壁洗浄時の水しぶきや塗装中の塗料、さらにはホコリや破片が近隣の住宅や車両に付着するのを防ぎます。
もし塗料が飛散してしまった場合、修繕費用や賠償問題といった不要なトラブルに発展する可能性もあり、近隣との関係に影響を及ぼしかねません。
飛散防止用メッシュシートの設置は、こうしたトラブルを未然に防ぐための必須措置と言えるのです。
設置費用は、当サービスの「街の外壁塗装やさん」においては1㎡あたり150円程度が目安で、足場代に丸ごと含まれている場合もあります。

足場費用が高くなる主な要因
足場代が高額になるケースはいくつか考えられます。
建物の規模や高さ

まず建物の規模や高さです。
二階建て住宅に比べ、三階建て以上の建物ではより高所までの足場仮設作業が必要となり、足場単価が1㎡あたり100円程度高くなることがあります。
特に高層建物やマンションでは「枠組足場」を使用するケースが多く、一般的な「くさび式足場」と比べて1㎡あたり約300円高い単価になることもあります。
複雑な立地条件

次に立地条件の複雑さです。
狭小地や坂道沿い、隣家との間隔が極端に狭い場合は足場を組みにくいため、追加の人件費が必要になることもあります。
足場資材の運搬が難しい場合

資材運搬の難易度も費用に直結します。
道路から建物までの高低差が大きい、あるいは細い路地に家があるためトラックが入れない場合、人力での運搬が必要となりますので、追加費用が発生します。
足場を組むための工事や作業が発生する場合

特別な追加作業として、カーポートの取り外しや再設置、急勾配屋根に対応するための「屋根足場」(相場は1㎡あたり900~1,100円)の設置などが挙げられます。
足場を組むためにやむなくカーポートの取り外しが必要な場合は、新しいカーポートへの交換を検討する良い機会にもなります。
足場が道路にはみ出す場合には「道路使用許可」や「占用許可」の申請が必要で、2,000円~2,500円程度の手数料や代行費が別途かかります。
加えて、春や秋といった塗装に適したシーズンの繁忙期は足場の需要が集中するため、業者によっては相場より高めに設定することもあります。
工期や使用中の日数は足場代に原則関係ない

先ほども述べましたが、天候不良で工期が延びても原則追加料金は発生しません。
もし延長分を請求された場合は、不当請求を行う業者の可能性があるため注意が必要です。
足場費用を抑えるための3つの方法
足場代は工事全体の中でも負担の大きい費用ですが、少しの工夫で出費を抑えられる場合があります。
複数社による相見積もりを比べる

一つ目は複数業者から相見積もりを取ることです。
同じ作業内容でも数万円単位で差が出ることがあるため、2~3社以上の見積もりを比較して適正価格を見極めることが大切です。
もちろん、足場以外の塗装などにかかる費用を比較したり、作業面積や単価までの詳細な情報を見積書に落とし込んでいるかどうかも必ずチェックしましょう。
工事依頼の閑散期を狙う

二つ目は閑散期を狙って依頼する方法です。
夏や冬は依頼が比較的少ないため、価格交渉がしやすくなることがあります。
繁忙期を避けるだけでもコストダウンにつながる可能性があるのです。
【最重要】外壁と屋根はセットで工事を行う

三つ目は外壁と屋根の工事を同時に行うことです。
外壁と屋根は別々に工事を依頼すると、その都度足場代がかかりますが、一括で依頼すれば足場設置が1回分で済み、長期的なコスト削減につながります。
街の外壁塗装やさんでも、外壁塗装を行うなら同時に屋根の塗装やリフォームを行ってしまうことを強く推奨しております。
いずれ必要になる工事を同時に行うだけで、20万円以上の節約になる可能性が高いからです。
「足場代無料」というキャンペーン・提案に要注意

足場代は工事費全体の約20%を占める大きなコストです。
そのためキャンペーンなどで「足場代無料」を打ち出している業者は魅力的に感じられますが、その裏には注意すべき点があります。
実際には、足場の設置には資格者の配置、材料運搬、組立・解体、人件費といった様々なコストがかかります。
どう考えても完全無料で提供するのは現実的に難しく、多くの場合は塗料代や施工費など他の項目に上乗せされていることがほとんどなんです。
確かに「企業努力やキャンペーン」として一時的に負担を軽減している場合もありますが、その場合でも見積書を細かく確認し、総額や足場以外の項目が相場より高くないかを厳しくチェックすることが重要です。
安易に「無料」の言葉に惑わされず、適正価格を見極める姿勢が求められますので、そのためにも比較対象を入手できる相見積もりは業者選びにおいて非常に有効な手段なんです!

足場には複数の種類があり、それぞれ費用・安全性・設置に適した条件が異なります。
くさび式足場(ビケ足場)

現在の戸建て住宅で主流となっているのが「くさび式足場」です。
凹凸のある金具をハンマーで打ち込み、部材同士を強固に固定するため、安定性に優れた構造が特徴です。
足元の板幅が広く確保されているため、職人は安定した姿勢で作業に集中でき、仕上がりの品質も安定します。
組立や解体が効率的に行える点も評価されており、工期短縮にもつながります。
ただし、設置や解体時には金属音が響くため、どうしても騒音が発生してしまいます。
主に軒高10m未満の住宅で用いられ、くさび式足場の代表的な製品である「ビケ足場」という名称で扱われることも多いです。
単管ブラケット足場

単管パイプにブラケットと呼ばれる金物(金具)を取り付け、その上に踏み板を固定して使うのが「単管ブラケット足場」です。
パイプだけの上に直接足を乗せていた単管足場に比べて足元の安定感が増し、より安全に作業できる点がメリットです。
また、ハンマーを使わずボルトで固定するため、設置時の騒音が少ないという特性もあります。
ただし、組立に時間がかかることや、組み方によっては揺れやすい場合があるのがデメリットとして挙げられます。
単管足場

最も基本的な形態である「単管足場」は、2本の鉄パイプをクランプで接続して足場とするシンプルな構造です。
かつては広く用いられていましたが、安全性が低く転落の危険が大きいことから、現在の住宅での工事にはほとんど使用されません。
足場上に塗料缶や道具を置く場所がなく、職人が常に片手を塞がれた状態で作業せざるを得ない点も大きな不便さです。
とはいえ、自由度が高く変形地や狭い敷地にも対応しやすいため、現在では解体工事など限られた現場で見かけることがある足場となっています。
その他の足場や特殊な工法
上記以外にも、建物の規模や立地条件に応じて特殊な足場が選ばれることがありますので、簡潔にご紹介いたします。
枠組足場

高層マンションや大規模な建築物で多く使われる足場です。
くさび式よりも強固で安全性が高いとされますが、単価は一般的な足場に比べて高くなります。
ただし、2024年の労働安全衛生規則改正により、幅1m以上の外面では二側足場(本足場)の使用が義務化されたため、今後さらに利用が広がると見込まれています。
吊り足場・特殊足場

橋梁やドーム内部など、地面から設置できない現場で用いられます。
上から吊り下げる構造で、こちらも高額になるケースが多いです。
無足場工法(ロープブランコ)

足場ではありませんが、「無足場工法」はロープを用いて作業員がぶら下がりながら施工する工法で、足場費用を大幅に削減できます。
ただし、専用の高度な技術を持つ職人が必要で、一般的な住宅塗装では採用されません。
もし提案された場合は、業者の実績や採用の意図を必ず確認することが大切です。

建物や車を傷つけてしまうケース

足場は金属部材を使って組み上げるため、作業中に外壁や窓、敷地内の自家用車を誤って傷つけてしまうことがあります。
場合によっては隣家の設備や建物を損傷する事例もあるようです。
こうした際に問題になるのが補償ですが、足場工事は下請け業者が担当するケースも多く、責任の所在が不明確になりやすいという点もトラブルが大きくなる原因となっています。
【対策】

工事を依頼する前に、業者が瑕疵保険に加入しているか必ず確認しましょう。
その補償範囲が工事箇所以外(車や庭木、隣家の敷地など)にまで及ぶかどうかも大切なポイントです。
また、施工が始まる前に自家用車を移動させる、庭木や花壇については必要があれば一時的に植え替えるなど、トラブルを未然に防ぐ準備をしておくと安心です。
私達「街の外壁塗装やさん」では、足場を組む前に移動しておいていただきたい物などは事前に通達するようにし、トラブルの発生防止に努めています。
近隣住民とのトラブル
足場の設置は近隣への影響が大きく、特に二階建て住宅の工事ではスペースや作業音に関する問題が起こりやすいものです。
トラブル事例1:隣地を借りる必要がある場合

敷地が狭いと、自分の土地だけでは足場を組めない場合があります。
このようなとき、隣家の敷地を一時的に利用させてもらうことがありますが、事後報告や無断使用は大きなトラブルのもとです。
【対策】

工事前に必ず隣家へ挨拶に伺い、事情を丁寧に説明して了承を得ることが不可欠です。
施工業者に同行してもらい、専門的な説明をしてもらうと理解を得やすくなります。
「足場を組むなら我が家も塗装をしようかな」と、土地を貸してくれるお隣さんと合わせて工事を行うケースもありますので、一度相談してみることをオススメいたします。
トラブル事例2:騒音の問題

特にくさび式足場はハンマーで部材を固定するため、金属音が響きやすいという特性があります。
設置や解体時の騒音は近隣住民にとって大きな負担となる可能性があります。
【対策】

事前に工事期間や作業時間、特に騒音が発生しやすい日程を近隣へ知らせておくことが有効です。
トラブル事例3:飛散物の問題

外壁洗浄時の汚水、塗料の飛散、さらには埃や破片が周囲に及ぶことがあります。
これらが洗濯物や車、通行人に影響する危険もあるため、適切な防止策が必要です。
【対策】

対策というよりかは当たり前の前提条件となりますが、洗浄などを必要とする工事ではほぼ100%で飛散防止用のメッシュシート設置を行っております。

2024年4月1日から施行された法改正は、工事を依頼する施主にとっても無関係ではありません。
法令に対応していない業者へ依頼すると、思わぬトラブルや違法行為に巻き込まれてしまうリスクがあるため、信頼できる会社を選ぶことが大切です。
【法改正の目的】足場環境の安全性向上のための法改正

建設業界では、高所からの墜落事故が長年にわたり大きな課題となってきました。
特に「一側足場」は構造の問題により、手すりといった安全設備の設置が難しく、事故の危険性が高いと常々指摘されてきました。
こうした背景から厚生労働省は労働安全衛生規則を改正し、より安全性の高い足場の利用を義務付けました。
目的は墜落事故の大幅な減少と、作業環境全体の安全性向上にあります。
改正の主な内容と影響
法改正によって定められた主な変更点を確認しておきましょう。
1. 一側足場の使用制限(2024年4月1日施行)
2. 足場点検者の指名義務(2023年10月1日施行)
3. 点検記録の保存義務(2023年10月1日施行)
これにより点検の責任が明確化され、事故時の調査や再発防止にも役立ちます。
法改正に対応した業者を選ぶ重要性

法改正による本足場の義務化は足場代が高くなる要因にもなっているため、業者だけではなく施主にとっても重要な問題です。
ただし、だからといって従来のルールのまま安い足場を組んでいる業者にお願いしてはいけません。
これらの法改正に対応していない業者は違法行為を行っている可能性が高く、罰則の対象にもなり得ます。
そのような業者が安全性を確保した品質の高い工事を行ってくれるでしょうか?
外壁塗装や屋根工事を検討する際は、依頼先の業者が新しい規定を遵守しているかも業者選びの重要な判断基準にすることができます。


外壁塗装や屋根リフォームに欠かせない足場は、職人の安全だけでなく、仕上がりの品質や近隣への配慮にも直結する存在です。
高圧洗浄による水はねや塗料の飛散を防ぐためにも、足場は必要不可欠といえます。
2024年4月の法改正により本足場の使用が義務付けられ、一般的に30坪ほどの二階建て住宅では20万〜30万円程度が相場となっています。
実際の費用は現場ごとに変わる細かな条件の組み合わせによって決定されますので、複数社に見積りを取って適正な金額を確認してみましょう。
このページでご紹介した計算方法を用いて、目安の費用と大きく異なっている場合にはその理由を業者に質問してみることもお勧めいたします。
業者の信頼性は見積書にくっきりと反映されるものですので、特に足場項目の記載や内訳の内容はしっかりとチェックするようにしてください。

私たち街の外壁塗装やさんでは、詳細なお見積もりのご提出はもちろん、高品質な塗装やリフォームを行わせていただくため、「足場代無料」などとは謳わずに適正な足場価格での工事をご提案しております。
気になる方はぜひ一度、「街の外壁塗装やさん」へ無料診断・見積もり作成をご相談ください!

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